「カグラバチ」最新話のネタバレあらすじ感想!
週刊少年ジャンプで連載中の「カグラバチ」の最新話64話のあらすじをネタバレ有りでお届けします。
前回、巻墨のスミは座村の娘イヲリを毘灼の刺客・久々李から守るため、バイクに乗せて逃走していました。
しかし、久々李に追い詰められ、もう捕まる寸前という緊迫した状況で、ついにチヒロが現れたところで、物語は幕を閉じました。
『カグラバチ』第64話では、ついに刺客・久々李とチヒロの斬り合いが幕を開けます。
それでは「カグラバチ」最新話のネタバレあらすじ感想をどうぞ!
「カグラバチ」最新64話のネタバレ含むあらすじ
今回は「カグラバチ」の第64話のネタバレあらすじと感想を書いていきます。
前回のネタバレあらすじはこちらからどうぞ!
最新話に登場する主なキャラクター
キャラ | 特徴 |
(チヒロ) |
本作の主人公。18歳、8月11日生まれ。 一人称は「俺」。妖刀「淵天」の所有者であり、刀匠の父・国重を尊敬し、自らも刀匠を目指していた。 しかし、毘灼の襲撃により国重を失い、妖刀を奪われたことで、父の信念を受け継ぎ妖刀を取り戻すことを誓う。 |
座村清市(さむら せいいち)の娘。 62話より登場。 |
|
(くぐり) |
毘灼の一員。 仲間とともに座村の娘を狙う。 理解を深めるために使えない妖刀を背負っている。 |
(ロウ) |
神奈備御庭番・元座村親衛隊「巻墨」は、数百年の歴史を持つ忍の一族。代々主に忠誠を誓い、自我を捨て道具として仕えてきた。 忍の技術で無音・無臭・無殺気を実現し、座村と唯一共闘可能な部隊として活躍。 座村の裏切り後はチヒロが加わり、新たにチヒロを主としている。 |
(スミ) |
神奈備御庭番・元座村親衛隊「巻墨」の炭 |
(モク) |
神奈備御庭番・元座村親衛隊「巻墨」の杢 |
引用元:カグラバチ公式サイト |
最新話64話「ビカム侍」ネタバレ含むあらすじ
カグラバチ64話 pic.twitter.com/vj5tygFamG
— 優 (@Yusai4649) January 21, 2025
最新話の衝撃的なネタバレあらすじを、5つの章に分けて詳しく解説します。
物語の重要なポイントを逃さず、最後までお楽しみください。
- チヒロvs久々李(くぐり)
- チヒロの心中描写
- 剣術の流儀
- 居合白禊流
- 覚醒
チヒロvs久々李
チヒロは、スミがバイクに乗りながら渡してくれた妖刀「淵天」の鞘を手にする。
一方、久々李は活気あふれる剣士チヒロとの戦いを心から望んでいた。
チヒロの記憶には、六平家が毘灼の襲撃を受けたときの光景が鮮明に残っている。
その際、今回イヲリを捕らえに来た毘灼の刺客である久々李たち二人の姿は見当たらなかった。
ついにチヒロと久々李の斬り合いが始まる。
チヒロの心中描写
かつて、座村清市の圧倒的な剣術の前に敗北を喫したチヒロ。
座村に「復讐をやめて刀を置け」と言われたことが今も記憶に刻まれている。
復讐の資格を失った自分を受け入れる一方で、これまで数多くの場面で無茶をして体を張ってくれたハクリの助けに救われた事実も痛感していた。
自身の未熟さが招いた現状を認めざるを得ない。
妖術の基盤は身体強化にあり、玄力を巡らせることで超人的な力と耐久力を得る。
それをさらに応用し、刀にも玄力を巡らせることで剣技が強化される。
斉廷戦争時の妖刀契約者たちは、戦前から剣豪として名を馳せていた。
剣術歴3年のチヒロは、まだまだその域には達していない。
しかし、「淵天」との親和性は極めて高く、剣術を極めれば妖刀使いとしてさらなる高みに到達できると確信している。
そして、妖刀に頼りすぎていた自分を省みた結果、「妖刀を抜かずに実践する」という選択に至った。
一方、巻墨隊長であるロウは、否応なく明かされたチヒロの現在位置をカバーするため、彼を援護することを心に決める。
剣術の流儀
チヒロと久々李の刀が激しくぶつかり合う。久々李は玄力を伴う熟練の剣術のみで戦いを繰り広げていたが、チヒロは久々李に到底及ばないと感じ始める。
久々李はチヒロの未熟さに気づき、剣術を誰から学んだのかと問うが、チヒロは独学でここまで来たと答える。
そして、「今ここで剣術を磨くつもりだ」と宣言する。
これを聞いた久々李は、過去に幽から昼彦への剣術指導を頼まれた際、「俺は感覚派だからいい」と断った昼彦の言葉を思い出す。
実践での成長を重視するチヒロの姿勢や感覚派の昼彦に対し、剣術の流儀を蔑ろにするのは許せないと憤りを感じ、「剣術をなめるならやめろ」と、一喝する。
そして、良い斬り合いができるはずもないと感じ、チヒロを見限ってその場を去り、再びイヲリを追い始めた。
居合白禊流(びゃっけいりゅう)
剣術の基礎が荒削りなチヒロだが、3年の戦闘経験を通じて鋭いセンスと確かな身体能力を培っていたのは事実だ。
ただ一つ欠けていたのは「模範」だった。
久々李のように流動的に玄力を刀に巡らせることはできないが、単発の「型」であれば玄力を組み込むことができる。
チヒロは過去に身をもって座村清市の剣術を受け戦いに敗れた!
そう、自身のからだで既に学んでいたのだ!
座村の「居合白禊流」を!
「居合白禊流」は、鞘に玄力を限界まで溜め込み、抜刀と同時に放出することで、一瞬にして最大限の力を解放する抜刀術である。
その辿り着く先は「最速」である。
覚醒
チヒロが「居合白禊流」を用いると、一瞬で久々李に追いつき、刀の衝突音が響いた!
久々李は自らの喝を受け入れ、見よう見まねでもしっかりと流儀の「型」に忠実に挑もうとするチヒロを嬉し思った。
自己流の風変わりな剣術を望んだ昼彦と対照的に、チヒロは流儀の「型」に沿ってきたのだ。
この姿勢に久々李は再び心を動かされ、チヒロとの本格的な一戦を望みイヲリを追いかけるのをやめてチヒロのもとへ。
そして戦いの最中、バイクで逃げるイヲリとスミは久々李を巻くことに成功したところで物語の幕は閉じた。
チヒロくんの使う「淵天(えんてん)」の詳しい解説はこちらです>>
「カグラバチ」最新話に対する口コミ
最新話に対する皆さんの口コミを紹介しますね!
カグラバチ64話
— やぐち (@yaguti13) January 19, 2025
部下と上司に恵まれず抑圧された中間管理職の悲哀を感じるよ久々李さん。
熟して斬りたい、とか思ってんだろな。ハンターで言うところのヒソカみたいな。
斬欲ていうか、育成欲求な気もする。良い師匠になりそうな予感。#wj8 pic.twitter.com/69dl70wta4
第64話
— 瀑布 (@tornadomilk) January 19, 2025
毘灼の中でぶっちぎりで好きになったわ久々李
前話からちょくちょく良いキャラしてるなぁと思わせる描写があったが
敵にも譲れない拘り持ってるの大変好物です
是非とも妖刀の契約者になって報われて欲しい
漆羽さんの教えが千紘の中にあるのもねぇ…
再登場して#カグラバチ #カグラバチ本誌 pic.twitter.com/wY4NUQM1fG
カグラバチ64話のサブタイ、一番好きまであるかもしれない。座村に復讐者の資格は取り上げられた。伯理に頼られてるようで頼り切ってるのは自分だった。なにもなくなった千鉱が、もう一度伯理と対等になるために、伯理が敬意を持って呼んでくれた「侍」になるための話。ビカム侍。はーすっき。
— はちのす🛋️ (@wj2234_MKT) January 19, 2025
カグラバチ64話読みました!おもろすぎて読み終えてからもずっと破顔してる
— はり12時まで (@1tsktry) January 19, 2025
久々李んの脳内ミチ…ミチ…のところ、仲間より食欲のがちょっっとだけ大きいの面白すぎる
カグラバチ64話読みました!!!!!!!久しぶりの本誌、大興奮!!!!!
— りこ (@enteeeen) January 19, 2025
「カグラバチ」最新話ネタバレあらすじ感想まとめ
「カグラバチ」最新話のネタバレ有りのあらすじはいかがでしょうか。
最新話の考察と感想をまとめてみました。
最新話の考察
今回のエピソードは、チヒロが剣士として成長するための重要な転機を描いていました。
これまで妖刀の力のみに依存していたチヒロが、己の未熟さを認め、剣術そのものと真摯に向き合う決意を固めた点が印象的でした。
また、「居合白禊流」という剣術の設定は、物語の中で非常に興味深い要素として機能しています。
妖刀の圧倒的な力ではなく、自分の身体能力と技術を最大限に引き出すというアプローチは、チヒロが剣士として新たなステージに進んだことを象徴していると言えます。
一方、久々李のキャラクターは、単なる敵役ではなく、チヒロの成長を促す教師的な役割も果たしているように思われます。
彼の厳しい言葉や戦闘中の行動は、チヒロの弱点を的確に指摘しながらも、その潜在能力を引き出そうとする意図が感じられます。
この対立の構図は、単純な敵対関係に留まらない深みを与えており、物語にさらなる深みを加えています。
さらに、久々李が昼彦を回想する場面では、自由奔放な「感覚派」と、型を重視する「伝統派」という対比が浮き彫りにされ、剣術や戦闘哲学における多様な価値観が提示されています。
このテーマは、戦闘描写だけでなく、キャラクターたちの思想や生き様を深く掘り下げることにも寄与しているのではないでしょうか。
最新話の感想
第64話は、物語の緊迫感とキャラクターの心理描写が絶妙に絡み合い、非常に見応えがあるエピソードでした。
特にチヒロの「居合白禊流」の披露は、これまでの彼の戦闘スタイルから一線を画するもので、新たな可能性を感じさせます。
彼が妖刀だけに頼らず、自身の力で道を切り開こうとする姿勢には、感動すら覚えました。
久々李の存在感も素晴らしく、単なる強敵ではなく、物語の中で大きな役割を担っていると感じました。
この号で久々李人気が爆上がり間違いなしですね!
彼の厳しさの中にある優しさや、剣術への真摯な姿勢は、キャラクターとしての深みを増しており、来週のチヒロvs久々李が待ちきれません。
また、イヲリとスミの行動が背景でちゃかりと進行している点も良かったです。
今後、彼がどのように剣士として、そして妖刀使いとしての道を切り拓いていくのかを楽しみですね。
以上、「カグラバチ」最新話のネタバレあらすじ感想をお届けしました。