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『黄泉のツガイ』第2話「右と左」のネタバレあらすじ感想!

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ふく

今回は、数々の漫画賞を受賞し話題沸騰の『黄泉のツガイ』の第2話「右と左」のあらすじ・ネタバレを中心に、その魅力を徹底考察します。

山奥の静かな村で暮らす少年ユルと少女アサの二人の兄妹。

突如現れた謎の軍団とアサにそっくりな少女の登場によって物語は予想外の展開を迎え、ユルが現実と虚構の間で迷い選択を迫られる。

物語の鍵を握る重要な要素や、今後の展開を予想する考察もたっぷり盛り込みました。

それでは『黄泉のツガイ』の第2話のあらすじをネタバレを交えながら、登場人物の心情や今後の展開について深掘りしていきます。

他の話数のネタバレはこちらで見れます!

黄泉のツガイ 第2話「右と左」 ネタバレあらすじ感想

この記事は「黄泉のツガイ」第2話のネタバレを含みます。

まだ「黄泉のツガイ」を読んだことのない人は、第1話「アサとユル」のネタバレ感想記事から読むことをおすすめします。

今回は「黄泉のツガイ」の第2話のネタバレあらすじ感想記事を書いていきます。

第2話に登場する主なキャラ

キャラ 特徴
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 55e6d62be1059559552da7bc5ff9620b.jpgユル 山奥の村で暮らす、妹想いの少年。 
野鳥を狩るのが得意。
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 1fc1dce79a939cdb7776347ce919fd22.jpgアサ ユルの双子の妹。
村の奥にある牢の中で「おつとめ」を果たしているというが…。
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 4759f2882f569f7960e72a8fa8af6918.jpgアサ(?) 突如アサを襲い、ユルを迎えに来た謎の女性。
自らを「アサ」と名乗る。
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 586962835ae5a29cbb27bd2e4aab957c.jpgガブ

謎の軍団のひとりでツガイ使いの金髪少女。
幼い見た目ながら非常に戦闘向けのツガイを持っており、殺人に全く躊躇が無い。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: dc97662ac2e98e49e4e79e66986232a7.jpgデラ 東村に出入りする行商人だが、その正体は村と外界の連絡役である『番小者』の男性。
通称“デラ”。
引用元:黄泉のツガイ公式サイト

2話あらすじ・ネタバレ

荒川弘先生の新作『黄泉のツガイ』!その壮大な物語の第2話をみていきましょう!

眼帯のアサの目的とは?

漆黒の人型の影が自称本物を名乗る眼帯を付けたアサの腕を締め上げる。

次の瞬間、眼帯のアサは村の長老でありアサを幽閉したヤマハおばぁを壁に叩きつけるが、漆黒の影がヤマハおばぁを身を挺してかばい身を盾にした。

「私たちはあなたたちを絶対許さない!必ず報いをうけてもらう!!」

眼帯のアサは憎悪に満ちた声でこう叫び、その場から去っていく。

ツガイの左右様とユルとの契約

一方ユルは、鬼神のごとき2人が、次々と襲い来るヘリコプターを打ち落としている圧倒的な力に、ただ茫然と見上げることしかできなかった。

その力は自然をも操るかのようで、ユルが持つ力と比較にならないほどの圧倒的な力を見せつけ、ユルを驚愕させます。

地面に尻餅をつくユルの目の前に現れた、角を生やした大きな二つの影。

「ここでずっと見ていたぞ。主ユルよ」二本の角が生えた異形の男の声は、どこか懐かしい。

そして、一本角の女の声が続いた。「これより、我らは汝のツガイとなる。」

その瞬間、ユルは理解した。

この二人が、村を守護する神々、左右様だと。

「左右様……なのか?」ユルの動揺をよそに、二本の角の男・右は彼の頭をぐりぐりと撫でまわす、一本の角の女・左はそれを制止する。

その奇妙な光景に、デラは苦笑いを浮かべ「どーも左右様。初めまして」と軽い口調で挨拶すると、右は「番つがい小者のデラだな」「おぬしのこともずっと見ていたぞ」と、どこか懐かしげに答えた。

デラが「やばいのが少なくとも二人来てるから、さっさと安全に下山の手伝いを頼む」と切り出すと、左右様の表情は一変した。

「おぬしはわしらの主ではない」「わたしたちの主はユルだ!ユルの命令には従う」と、断言する。

どうやらユルは村の守り神の「ツガイ」の左右様と主従の契りを結んだようだ。

新たな脅威!ガブの出現!

そのとき、背後から不気味な影が迫ってきた。

金髪の少女ガブだ!

人の背丈ほどもある歯のツガイを引き連れて、彼女は悠然と近づいてくる。

「なんだあの歯の化け物!」ユルが思わず声を上げる。

デラは手榴弾を投げつけたが、ガブのツガイはびくともしない。

「そっか君がアサの兄ちゃんね!一緒に来てもらおうか」ガブはユルを指差しながら、冷酷な笑みを浮かべた。

アサと名乗る女が放った「兄様以外みんな殺す」という言葉が、脳裏に焼き付いていた。

村人たちが惨殺されたのは、この男たちの仕業なのだ。

ユルは握り拳を強く握り締め、怒りを堪えた。

「命令してくれれば何でもするぞ」左右様の一人、二本の角の男・右がそう囁く。だが、ユルは首を横に振る。

「左右様は村の守り神だから、俺なんかが命令とかおこがましいそんなことができるわけがない」そう告げる。

そして、ユルは左右様に二つのことを頼む。

一つ目は生き残っている村人を安全な場所に避難させること、そして、二つ目はガブに手を出さないでほしいということだ。

「あとは好きにやってくれ左右様」ユルの言葉に、二本の角の男・右は大きく笑った「今度の主は放任主義だな!左の!」そう言うと、ガブを飛び越え、村人たちの救出に向かった。

左右様と眼帯のアサとの対峙

村の中心に着いた二本の角の男・右は倒れた子供の頬をそっとつつくと、パッチリと目が開いた。

ツガイの姿は普通の人間には見えていないので、誰もいないのに頬を摘まれている現状に戸惑いを感じます。

そこで、自分の姿が見えていないことに気付いた右が「化け物じゃないぞ、心配すんな」と姿を現すと、いきなり目の前に右が現れたことに驚き気絶してしまう子供。

見るなり気絶してしまった子供たちを保護しつつ、「……大人には容赦しないが子供には手をかけてないんだな」と現状を把握する右。

その時、背後から気配を感じた二本の角の男・右!

振り返ると、眼帯のアサが二本の角の男・右の方へに向かってくる。

「おっ、わしの姿が見えるな」

眼帯のアサは不敵な笑みを浮かべ、いきなり攻撃を仕掛けてきた。

「何すんじゃい!阿!!」右は彼女の攻撃を咆哮で受け返し反撃に出る。

眼帯のアサは右の攻撃を間一髪かわして、再び姿を消した。

「最近の若い者は、人の話を聞かないものだ」右はそう呟きながら、辺りに漂う残り香を嗅ぎ分けた。「あのおなご…」

ガブとの対戦が始まる

戦いの場はユルたちの舞台は移る。

ユルが放った矢がガブの左足を射抜き、彼女は悲鳴を上げる。

ガブはすぐにツガイに服を噛ませ、その場から姿を消そうとするが、ユルと一本つの女・左が追いかけ村の門に追い詰める。

ガブはツガイで入口を塞いでいた。

しかし、左がツガイの口を開けると、ユルは隙をついて矢を放ち、ガブの肩を射抜いた。

その時、眼帯のアサが現れ、怪しげな力で門を破壊しガブを助ける。

ユルは弓を構え、眼帯のアサとガブに向ける。「お前たちは一体何者だ?」

ユルの問いかけに、眼帯のアサは「私は本当にあなたの妹、アサだ」と答えた。

しかし、「嘘つけ!!アサはそんなにデカくねーし!目つきも悪くねーし!」とユルは言い返す。

眼帯の女性が本物のアサと判明する

緊迫した状況の中、右が二人の間に割って入り、事態は急変する。

「おいおい、何やってんだ」そう言いながら、ユルと眼帯のアサを見つめ、ユルに問いかける。

「この女、お前と血が繋がってるぞ。兄妹だろ?」ユルの顔色が一変する。

「じゃあ、本丸でお務めしている、あのアサは一体何なんだ!」と、ユルは怒りをあらわにする。

しかし、「あれは偽物だ。10年前、本物のアサが村を逃げ出した後、村長たちは、お前を村に縛り付けるために、偽物のアサを用意したんだ!あれは、つくりものの妹アサだよ」と眼帯のアサは冷静に答えた。

その言葉に、ユルは動揺を隠せない。

弓を構えたまま、彼はしばらくの間、何も言えなかった。

休戦と離脱

ユルが弓を構えたまま、膠着状態が続いていた。

その時、デラが駆けつけ、アサに一旦引き下がるよう促す。

「あいつらの狙いはお前だ!これ以上この村にいたら被害が広がるかもしれん」デラの言葉に、ユルはわずかに迷いを浮かべた。

まだ生きている村人がいることを考えると、これ以上事態を悪化させるわけにはいかない。

ユルは弓を下ろし、アサに村から立ち去るよう告げる。

これにアサはあっさりと了承し、ガブとともにその場を後にする。

ガブは、怪我をしているユルを捕まえようとしないアサに、「なぜ兄様を捕まえようとしないんだ?」と問いかける。

アサは、怪我をしているユルを見捨ててはおけない、そして何より、兄様が生きていることがわかったからだと涙を流しながら答えた。

ガブは、そんなアサの頭を優しくポンポンと頭を撫でた。

結界が消えようとしていたため、二人は急いでその場を離れる。

その頃の本丸では、結界を修復しているヤマハおばぁ、ユルのお土産を手にしたアサの偽物が不安げな表情で佇んでいた。

新たな出発点

ユルとデラは、風の如く速さで必死に山を駆け下りていた。

ふと見上げると、村の姿が消えていた。

結界に再び閉じ込められてしまったのだ。

「もう村には戻れないのか?」ユルの声が、彼女の背後から聞こえた。

デラは、複雑な表情でユルを見つめ「村の結界を破れる者が現れ、そいつらの狙いがおまえなんだから、村に隠れていても意味がない。下界で、人混みに紛れよう」と告げる。

山道を抜けたその先には1台の車が停まっていた。

デラは駆け寄り、運転席の女性に「お待たせ、ハナ」と声をかけた。

助手席のドアを開けると、運転席には若い女性「人間聞いてるけど、ツガイ連れて来るとか聞いてないっスよ」と、デラとユル、左右様の4人を見渡す。

その様子に、左右様が「見える奴だ」と呟いた。

二人は、新たな出発点へと足を踏み出す。

黄泉のツガイ第2話のまとめ

引用元:黄泉のツガイ公式サイト

あらすじまとめ

第2話では、ユルがデラとハナの協力のもと、下界へと降り立ちます。

目的は、行方不明の両親を探すことと、アサを追いかけること。

しかし、下界での生活は想像以上に過酷で、ユルは人間社会の厳しさを痛感することでしょう。

主な出来事

  • ユル、デラ、ハナが下界へ
  • ユルが人間社会の厳しさを知る
  • アサが影森家と手を組む
  • ユルとアサの対立が深まる

考察

1. 下界での新たな章

物語は、山奥の村から下界へと舞台を移し、新たな章が開かれました。

ユルにとって、下界は全く未知の世界であり、その中で彼は様々な経験をし、成長していくことでしょう。

  • 人間社会の残酷さ: ユルは、人間社会の残酷さや裏側を目の当たりにすることになるでしょう。これまで経験したことのない感情や葛藤を抱え、精神的に成長していくことが予想されます。
  • 新たな敵の登場: アサとの関係はさらに複雑になり、ユルの心の葛藤も深まるでしょう。

2. アサの目的

アサの目的は、まだ完全には明かされていませんが、その目的がより明確になってくると思われます。

アサは、一体何を望んでいるのか、その真意が明らかになるのが今後の見どころです。

  • 復讐: 両親を殺害されたという過去から、復讐心を持っている可能性があります。
  • 権力: 何らかの権力を得ようとしているのかもしれません。
  • 自分だけの世界: 自分の理想とする世界を作り上げたいと考えているのかもしれません。

3. ユルの成長

下界での経験を通して、ユルは大きく成長していくでしょう。

  • 精神的な成長: 人間社会の厳しさを乗り越えることで、精神的にたくましくなることが予想されます。
  • 能力の成長: ツガイ使いとしての能力も、新たな局面を迎える可能性があります。
  • 人間関係の構築: デラやハナとの関係が深まり、新たな仲間も増えていくかもしれません。

今後の展開

  • アサとの対決: ユルとアサの直接対決が描かれることが予想されます。
  • 新たな敵の登場: アサ以外にも、ユルを敵視する人物が現れるかもしれません。

まとめ

第2話では、物語が大きく動き出し、今後の展開がますます楽しみになりました。

ユルは、下界という新たな舞台で、様々な困難に立ち向かいながら成長していくでしょう。

アサとの対決、影森家の陰謀、そしてユルの運命は、どのように進んでいくのか、今後の展開から目が離せません。

次回、第3話でへと続きます!

続きはこちら
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