黄泉のツガイのネタバレあらすじ全話まとめ!
「黄泉のツガイ」は、その独自の世界観と予測不能な展開で多くのファンを魅了している作品です。
本記事では、1話から最新話までの全話のあらすじをネタバレしながら、物語の鍵となるキャラクターや伏線、激しいバトルシーンの魅力を余すことなく紹介していきます。
これまでの緊迫した展開や、次に何が起こるのかハラハラさせるストーリーの全貌を一気読みしたい方にぴったりの内容です。
それでは、黄泉のツガイ最新話までの全話ネタバレあらすじをを紹介していきます!
- 黄泉のツガイのネタバレあらすじ全話まとめ!
- 主な登場キャラクター
- 第1話「アサとユル」
- 第2話「右と左」
- 第3話「デラとハナ」
- 第4話「愛と誠」
- 第5話「ジンとユル」
- 第6話「兎と亀」
- 第7話「影森家と謎の襲撃者」
- 第8話「誠意と殺意」
- 第9話「アサと『解』」
- 第10話「ベタとホワイト」
- 第11話「疑念と確信」
- 第12話「抱擁と囁き」
- 第13話「手長と足長」
- 第14話「リュウとケン」
- 第15話「兄と弟」
- 第16話「番小物と祈祷師」
- 第17話「大凶と小凶」
- 第18話「家族と友」
- 第19話「ユルとダンジ」
- 第20話「朝霧と夜桜」
- 第21話「影森と新郷」
- 第22話「刺客とコーヒー」
- 第23話「泣く子と悪い子」
- 第24話「風神と雷神」
- 第25話「刀と弓」
- 第26話「逃亡者と追跡者」
- 第27話「殺し屋と始末屋」
- 第28話「ザシキワラシと東村」
- 第29話「影森兄弟と黒谷姉弟」
- 第30話「情と理」
- 第31話「東村と西ノ村」
- 第32話「墓掘りと掃除屋」
- 第33話「火と水」
- 第34話「萌えT男とジャージ女」
- 第35話「死と再生」
- 「黄泉のツガイ」ネタバレあらすじまとめ!
黄泉のツガイのネタバレあらすじ全話まとめ!
主な登場キャラクター
キャラ | 特徴 |
ユル | 山奥の村で暮らす、妹想いの少年。 野鳥を狩るのが得意。 |
アサ | ユルの双子の妹。 村の奥にある牢の中で「おつとめ」を果たしているというが…。 |
アサ(?) | 突如アサを襲い、ユルを迎えに来た謎の女性。 自らを「アサ」と名乗る。 |
ガブ |
謎の軍団のひとりでツガイ使いの金髪少女。 |
デラ | 東村に出入りする行商人だが、その正体は村と外界の連絡役である『番小者』の男性。 通称“デラ”。 |
ハナ | 村の番小物の女性。デラの後輩にあたる。 下界でユルらを助けるため、デラらと一家を装う。 ツガイは、前虎後狼(虎徹と二狼)で、情報収集に長ける。 |
ジン | 任務で東村を襲撃した部隊の責任者。任務の実務面を司る。 ツガイは、掃除屋(愛ちゃんと誠くん)何でも食べて、任意で出せる。 |
左右様 | 本尊は村入口にあった守り神の石像。 村が襲撃された時にユルと契約した。 元が岩であるため、非常に頑丈。 |
引用元:黄泉のツガイ公式サイト |
「ツガイ」についての説明
「ツガイ」は、古くから「神様」や「妖怪」と呼ばれてきた特別な存在です。
人と同じように考え、話し、心を持っています。
特定の人(主)と血の繋がりを持つことで、主従の関係を結びます。
通常は2体1組で主の命令に従いますが、ツガイの意思で契約を解消することも可能です。
ツガイは、主を守るために存在する特別な存在です。
人との深い繋がりを持ち、独自の能力で主をサポートします。
姿については、特別な人(ツガイ使い)でないと見ることができません。
しかし、ツガイの意思や、特別な縁がある人であれば、見える場合もあります。
第1話「アサとユル」
ユルは狩りをして生活し、アサは村の奥にある牢に閉じ込められ「おつとめ」と呼ばれる儀式を行っていた。
ある日、村を襲撃する集団が現れ、村は混乱に陥る。
襲撃する軍団の中にアサと同じ容姿の少女がいて、自分が本当のアサだと主張!
ユルは、村を守ろうと決意し、謎の少女たちと対峙することに!
第2話「右と左」
村を襲撃した自称本物のアサと謎の集団との戦いが激化する中、ユルは強力なツガイの左右様と出会う。
左右様の助けもありの一時は危機を脱しますが、村の謎は深まるばかり。
ユルは、これ以上村の被害を広げないない為に、一旦引いて山を下りることを決意する!
第3話「デラとハナ」
村を脱出したユル一行は、番小物のデラとハナと合流し、下界へと向かう。
初めての自動車に驚きながらも、ユルは徐々に心を開いていく。
一方、アサとガブは影森家のジンと合流し、ユル追撃の指揮を執る。
デラは、影森家との深い因縁を語り、ユルに東村と影森家の対立の歴史を伝える。
ハナは、デラとの軽妙なやり取りで物語にコミカルな要素を加えつつ、ツガイとしての能力の片鱗を見せる。
左右様は、ユルの両親や幼少期の村の様子を語り、アサの謎を深める。
そして、ツガイの多様性についても触れ、物語に新たな広がりを与える。
ユルは現代社会に触れ、心身ともにたくましく成長していきます。
そして、新たな旅立ちを決意したユル一行は、さらなる困難と謎に満ちた冒険へと足を踏み出します。
第4話「愛と誠」
ユルは番小物のデラとハナに連れられ、地方都市のマンションで生活を始める。
ユルとアサは東村出身の特別な双子で、世界を左右する力「解」「封」を持つ資格を持つことが明らかになる。
アサは「解」を習得済みですが、まだ制御は不十分。
一方、影森家に身を寄せるアサは、「解」の修行に励む。
影森家の当主は、アサに影森家内で待機を命じ、ジンにユルの捜索を指示する。
ユルはアサと接触するため、ツガイの集まる場所へ移動する。
しかし、それはジンが仕組んだ罠で、ユルはジンのツガイ「愛ちゃん」に捕まってしまう。
4話では、ユルとアサの宿命、謎めいた影森家の思惑が少しずつ明らかになり、今後の展開が気になる終わり方となっています。
第5話「ジンとユル」
ユルを捕獲したジンだったが、番小物のデラとハナは、虎鉄と二狼を使いユルの捜索を開始。
一方、捕まったユルは左右様と共にジンのツガイと交戦。
戦いは一進一退の攻防となるも、最終的にユルはジンを人質に取り、交渉の結果、影森家へ向かうことに。
ユルとジンのツガイによる戦闘シーンから、ユルの戦闘能力の高さと戦略的な思考が明らかになりました。
また、虎鉄と二狼の活躍や、今後の展開を予感させる二狼の行動も見どころとなっています。
第6話「兎と亀」
影森家へ向かうユルを出迎えたのは、ジンと影森アスマという男だった。
影森家で再会を果たしたユルとアサだが、アサは両親が行方不明であることを告げる。
両親は沖縄へ向かう飛行機の中で、護衛もろとも姿を消したという。
東村への不信感を募らせるアサに対し、ユルは両親の情報を求めるが、そこに謎の襲撃者が現れる。
一方、デラはユルの身を案じ、単身影森家へ向かうことを決意する。
影森アスマやデラの行動など、新たな謎が提示されると同時に、ユルとアサに危機が訪れるという緊迫感溢れる展開となりました。
特に、襲撃者の正体や目的、そしてユルとアサの運命が気になる終わり方となっています。
第7話「影森家と謎の襲撃者」
第7話「影森家と謎の襲撃者」では、ユル、アサ、ジンらが影森家での襲撃を受け、各々がツガイと戦闘します。
ガブちゃんは自身のツガイ「ガブリエル」と協力し、敵を退ける。
一方、ユルとアサはそれぞれ別の結界に閉じ込められ、アサは幼少期の孤独な記憶を思い出すが、右さんが彼女の力の暴走を抑える存在であることが明かされる。
ユルは左さんと協力し、結界からの脱出を試みます。
アサは自分を閉じ込めた「白と黒のツガイ」と契約を解除・再契約し、敵の情報を手に入れる。
この襲撃者がユルとアサの両親の失踪と関係があると推測され、今後の展開が期待されます。
物語は謎と緊張感を背景に進行し、ユルとアサの絆と成長が描かれるエピソードです。次話での更なる解明が期待されます。
第8話「誠意と殺意」
「黄泉のツガイ」第8話「誠意と殺意」では、アサが「解」の力を使ってユルを結界から救出し、影森家が襲撃者たちに反撃を開始します。
敵が多くとも、影森家のツガイ使いたちは地の利を活かし、有利に戦闘を進める。
一方、襲撃隊は多くが戦闘不能となるが、指揮者と思しき日本刀を持った男性ツガイ使いは退却を図る。
翌日、捕虜となった襲撃者たちを尋問しますが、彼らは金で雇われたフリーのツガイ使いであり、背後の指示者に関する情報は得られず。
さらに、ユルとアサの両親の手掛かりも掴めずじまい。
アサが手に入れた「白と黒のツガイ」は元の主によって名前すら付けられておらず、アサを憤慨させる。
話はユルとアサの過去に触れ、アサの眼帯に関する衝撃的な発言「私ね、一度死んでるの」が飛び出す!
その瞬間シーンは変わり、ユルが幼少期の頃に父との狩りに行った際、山賊に襲われ殺されかけた回想シーンへ。
この時、ユルは初めて人の「殺意」知る。
そして父は、この「殺意」を飛ばしてくるものには殺すことを躊躇するなと教え、物語は終了します。
第9話「アサと『解』」
第9話『アサと「解」』では、ユルは新たに知った「殺意」に心乱されつつも、村へ戻ります。
そこで牢にいるアサが彼の背にそっと手を当て、「体を大事にしてね」と優しく語りかけると、ユルは笑顔を取り戻す。
しかしその直後、父と母はユルと偽物のアサを置き去りにし、本物のアサを連れて村を去ってしまう。
その本物のアサは、昨年15歳の時に刺客に捕らえられ一度命を落としたとユルに告白する。
その際、死者の国と現世の境「黄泉比良坂」で、アサは「解」と出会い、一人で戦を終わらせるほどの力を得る選択を迫られる。
それは彼女の力を狙う者たちに狙われる運命を意味し、生きながらに地獄を見るかもしれない。
しかし、アサはユルに会いたい一心で「解」を受け入れ、蘇ることを選ぶ。
目覚めたアサは、「解」の力を使い初めて刺客を討ち、その手を血で染める。
場面が変わり、影森家の玄関にデラさんが訪れ、ユルを迎えに来た場面で物語は幕を閉じます。
第10話「ベタとホワイト」
第10話「ベタとホワイト」では、ユルは、両親が行方不明になった事件の真相を探るため、デラを影森家に招き入れます。
そこに、波久礼先生と呼ばれる人物や、お館様も加わり、影森家と田寺家の対立が鮮明になる。
特に、お館様は、アサとユルを最後の双子とし、東村を解体すべきだと主張。
一方、アスマは、強大な力を否定せず、東村の存在も肯定する。
波久礼先生は、影森家の長男で漫画家という意外な顔を持つ人物。
彼のツガイである「黒白」は、物体を修復する不思議な能力を持っていた。ユルは、デラから「封」の力の全貌を聞かされ、その力を持つことの重みを理解する。
「封」の力は、アサを守るために隠されていた。
400年前の双子の片割れは、生き返ることができなかったという事実も明かされ、ユルは深い悲しみと責任を感じている。
それぞれの意見を聞いた後、ユルは一つの決断を下します。
影森家と田寺家の対立は深まり、ユルの決断が物語の行方を大きく左右する。
ユルは、家族の絆、村の平和、そして自身の使命の間で揺れ動きながら、一つの答えを見つけ出さなければならない。
彼の決断は、物語の新たな局面を迎えることになるでしょう。
この10話では、各キャラクターの思惑が複雑に絡み合い、物語が大きく動き出します。
特に、ユルが「封」の力について知り、自身の運命と向き合う姿が印象的でした。
今後の展開では、ユルの決断がどのような結果をもたらすのか、そして影森家と田寺家の対立がどう決着するのか、目が離せません。
第11話「疑念と確信」
第11話「疑念と確信」では、ユルが刺客を全員返り討ちにするという決意を表明するが、影森家からの誘いは断る。
今後はデラと組んで活動を続ける方針のユル。
アサはユルを見送る際、ユルとの別れに寂しさを感じつつもスマホに記念写真を保存する。
アサはユルに両親のスマホの写真を後で印刷して渡すこと、ユルの父と母がユルを一緒に連れて逃げられなかったのを悔やんでいたことを告げ、ユルは涙をこらえアサに礼を言う。
ユルはアサとの別れ際、背後から抱きつかれそっと背に手を添えられたことで、アサが自分の双子の妹であることを確信する。
また、ユルは過去に襲われた山賊が実はデラさんと同じ「下界暮らしの人間」だったと気づく。
これにより、山賊の襲撃は「封」の力を得るための意図的な行動であったことが明らかになり、ユルは困難な状況に立ち向かう決意を新たにします。
第12話「抱擁と囁き」
「黄泉のツガイ」第12話「抱擁(エンブレイス)と囁き(ウィスパー)」では、現代社会を楽しむ主人公たちが描かれます。
影森家は捕らえた襲撃者たちを尋問し、リーダー格の迷彩柄ジャケットの男以外は末端の寄せ集めだと判明。
しかし、アルバイトであるため、有益な情報は得られなかった。
また、影森家の存在しないはずの西門の謎が浮上。
お館様の側近と判明した黒谷フユキは「閻魔帳(ブラックリスト)」というツガイを持ち、ツガイの歴代主の情報を「ウィスパー」が伝える存在で、情報社会において非常に脅威となる。
一方で、ユルとデラは何者かに尾行されていたが、デラが罠を仕掛けて異世界へ送り込む。
異世界に現れた敵は「手長足長」の名を持つ恐ろしいツガイ!
物語はこの緊迫した状況で急展開を見せ、第13話へ続きます。
第13話「手長と足長」
「黄泉のツガイ」第13話「手長と足長」では、緊迫した戦闘シーンが繰り広げられます。
手長足長は約1200年前、悪事を働き、人間も食べるほど凶暴なツガイとして封じられていたらしい。
デラさんと左右さんが敵の気を引いている間に、ユルは手長足長の主を探す。
尾行者であったおばちゃんは家族のためにユルに必死にユルに協力するが、何度もピンチに陥る。
デラの活躍もあり手長足長を追い詰めるも、すぐに形勢逆転!
ユルがなんとか戦況を立て直すが、戦いの行方はまだ見えないまま次回に続きます。
第14話「リュウとケン」
「黄泉のガイ」第14話「リュウとケン」は、手長足長との戦いが終結を迎えます。
ユルが左右様に「待機」を命令し、手長足長は封印された怒りからユルを狙うが、ユルの巧みな戦術とデラの冷静な判断による照準撃の援護が勝利をもたらす。
仲間としての信頼や強い絆を感じさせる場面となっている。
手長足長のツガイの主の正体は焼けた肌の少年であった。
なんと少年の名は「田寺ケン」、父親はデラと同じ先代田寺であるという。
戦いを終えて戻ってきたユルたちを出迎えたハナは心配して駆けつける。
そして物語の最後には、ユルの両親に関する懸念が示唆され、次回の展開として東村と田寺家について深く掘り下げられる可能性が示唆されています。
第15話「兄と弟」
「黄泉のツガイ」第15話「兄と弟」では、突然現れた少年・田寺ケンの登場で、物語は新たな局面を迎えます。
ケンは、先代の田寺ロウエイの息子であり、ユルの両親に東村からの脱出ルートを教えたのはロウエイ本人だったことが判明する。
この事実により、デラが影森家のスパイと疑われる事態に。
マヨイガは、デラではなく先代ロウエイのツガイだったことも明かされ、デラ自身のツガイの行方は依然不明のままだ。
一方、ハナは新たな一面を見せ、物語に彩りを添える。
影森家襲撃事件の真相解明に向けて、ユルたちは西の壁を調査するため、立川マコトと接触して解明を急いでいた。
一方、影森アスマは新キャラの叔父「新郷」と接触し、影森家襲撃事件の謎が深掘りされ、物語は新たな展開へと進んでいく。
第16話「番小物と祈祷師」
「黄泉のツガイ」第16話「番小物と祈祷師」では、ツガイと主の契約に関する重要な情報が明かされます。
ツガイと主の契約を穏便に解消するには、両者の同意が必要であり、契約が解消されるとツガイは元の姿に戻る。
例外として、「封印」という強制的な契約解消方法が存在することも判明した。
田寺ケンがユルに弟子入りして力を磨くため、ハナの家に居候することになる。
一方、影森家のアサのもとには沖縄にいる祖母・金城さんから電話がかかる。
しかし、その直後、物語は思わぬ方向へ展開する。
そして今回、東村側の人物である祈祷師・ヤマが登場。
デラとともに東村を運営しているという。
ヤマの登場により、東村の闇が少しずつ明らかになり始める。
難災害続きの東村にさらなる刺客が現れ村はどうなってしまうのか?
次回17話では、東村の闇がさらに深掘りされ、物語は新たな局面を迎えることが予想されます。
第17話「大凶と小凶」
「黄泉のツガイ」第17話「大凶と小凶」では、東村と影森家以外の新勢力が登場します。
東村には、またも襲撃が発生!
新勢力側の刀使い・与謝野イワンとそのツガイは、村に大きな被害をもたらしている。
与謝野イワンは偽アサとのバトルも襲撃もあっという間に済ませる。
一方、ユルの友人である少年・ダンジが母と別れ、東村を脱出。
初めての下界で迷いながらも、オシラ様という不思議な存在と出会いまた、ハナちゃんの本職がかわり、東村での番小物としての約束に初めて焦点が当てられる。
東村の裏事情がさらに確実に、今後の展開への期待が高まります。
第18話「家族と友」
冷蔵庫の鍋の材料を見て、昨日の夕食に食べなかった鍋に疑問を思うハナですが、ユルがられ「鍋は家族みんなで食べるもの」という考えに対して何か思う事があったハナ…
ユルとケンたちは外で弓の試し打ちが出来そうな場所を探していると予期せぬ出来事に遭遇する。
彼らの前に現れたのは、異形の姿をした2人組のツガイ。
その奇妙な姿は、まさに宇宙人そのもの!
しかも主は犬・・・彼らの目的は果たして何なのか。
そんな中、オシラ様とダンジが到着する。
ダンジとの再会は、ユルにとって大きな出来事となる。
過去の出来事がフラッシュバックし、二人の友情がいかに深いかを改めて感じさせる感動の再会のはずだったが、ユルはダンジがツガイであること告げる衝撃的な展開!
ラストはデラとジンの密談のシーンで、物語は次なる19話へと続きます。
第19話「ユルとダンジ」
第19話「ユルとダンジ」では、ユルはダンジがツガイであることを確信し、さらにその相方が本物アサ、そして主がダンジの母キョウカであると知ることで、東村にはもう信用できる人物が誰もいないことを痛感し深い絶望の淵に突き落とされます。
信頼していたはずの友が、裏切り者だったという事実に、ユルの心は大きく揺さぶられ、精神的なダメージを受けつつも、ユルは新たな行動に踏み出す。
東村の闇は、想像をはるかに超える深さを示し始める。
ユルの両親がなぜ村を逃れたのか、その理由が徐々に明らかになるにつれて、ユルの心に復讐の炎が燃え上がる。
オシラ様の加入によって、段野家は奇妙な共同体を形成するが、その一方で、偽アサと村の子供が人質に取られるという新たな事件が発生していたことをユルは知る。
偽アサと共に村の子供を人質にした山賊が動き出し、ユルは指定された集合場所で先に着いて待つことに。
周囲は不気味な静寂に包まれ、視覚として謎の存在が姿を現し、背後からユルの頭をそっと鷲掴みにする。
その場に緊張と恐怖が張り詰める…
第20話「朝霧と夜桜」
第20話「朝霧と夜桜」では、ユルが謎のツガイ「夜桜」によって突然捕えられる展開に…
状況打開を覚悟するも、最終的にツガイは逃走してしまう。
ユルは連れ去られ、デラたちと離ればなれに。
連れ去られたユルは、「金烏玉(きんうぎょくと)」のツガイ「夜桜」によって、ツガイの主である影森家次男アスマとその彼の伯父である新郷のもとへ。
新郷は、ユルの誘拐を綿密に計画しており、冷静沈着な態度でユルを追い詰めていく
一方、影森家の黒服4兄弟の過去が明かされる。彼らは血のつながりのない姉弟であり、それぞれ個性的なツガイを従えている。
彼らの存在は、影森家の謎をさらに深め、物語に新たな色を加えていくことでしょう。
第21話「影森と新郷」
第21話「影森と新郷」では、謎のツガイ「夜桜」に拉致され、影森家へと連れ去られます。
デラと左右は、倉庫街で与謝野イワンとの激しい戦いを繰り広げる。
一方、影森家では、ユルが影森家の次男アスマとアスマの母方の叔父である新郷と対峙する。
アスマは、ユルを「封じ」の力を持つ存在として利用しようとし、新郷は、個人の能力を尊重し、力を持つ者はその力を最大限に発揮すべきだと主張する。
しかし、その裏には、ユルを道具として利用し、自身の目的を達成しようとする野心が見え隠れする。
倉庫街でのデラと左右の戦いは激化、デラの策も冴え渡ります。
途中、デラは生き残りの山賊と出会い、対立しつつも一時休戦しユル救出作戦を立て始める。
一方、デラと左右は、倉庫街で出会った山賊と協力し、山賊は、一見すると粗暴な男だが、どこか人間味あふれる一面を見せてくれる。彼らの協力は、ユル救出の鍵となるかもしれない。
さらに緊迫するラストでは、ついに謎めいた影森当主、影森ごんぞうが登場し、倉庫街には一層の嵐が吹き荒れそうな予感が漂います。
第22話「刺客とコーヒー」
第22話「刺客とコーヒー」では、ついに影森家の当主・ゴンゾウが倉庫街の攻撃に参戦し、ユル、東村、影森、新郷といった主要勢力が一堂に会する壮絶な戦場となります。
「お館様」こと影森ゴンゾウは異能バトルにおいて抜きん出た存在であり、複数の強力なツガイを従えるその姿は圧巻!
一般にツガイ同士の相性から一人で複数を持つことは稀だが、影森ゴンゾウのツガイ「百鬼夜行」が威力を発揮することでその常識を打ち破る!
このツガイは複数のツガイ同士の関係を捉えるという特異な存在で、影森家長老一人でまるで一個大隊を形成されているようなな圧倒的な布陣を構築させることが可能。
歴史戦の爺が放つ「百鬼夜行」は、「実力至上主義」を求める影森家の象徴ともいえ、対ツガイ戦においてもゴンゾウの無敵ぶりが際立ちます。
ゴンゾウ、アサ、フユキの3人と敵対する者にとっての戦いは悪夢でしかない。
アサの「解」で敵のツガイを解除し、ゴンゾウが「百鬼夜行」野良ツガイを引き込み、黒谷フユキの「ブラックリスト」が元敵対者の情報を引き出す…この3段コンボが決まれば、敵はツガイを失い、裏社会からも追放される運命が待っているのだ。
また、離れた場所にある影森家でも、新たな策謀が渦巻いていた。
黒谷家の三男アキオの裏切りだ!
アキオは、黒谷家長女のナツキ、次男のハルオ、影森ジン、そしてガブちゃんと対峙することになった。
第23話「泣く子と悪い子」
裏切り者の刺客黒谷アキオのツガイ「ヤマノカミ」は、ガブやジン、ハルオの猛攻を受け、窮地に陥る。
アキオは、ヤマノカミとの契約を解除し、その身を犠牲にしてヤマノカミを逃がそうとする。
しかし、ガブの怒りは収まらず、アキオは絶体絶命の危機に瀕する。
そのとき、ナツキがツナギ「なもみはぎ」を従え現れ、殺されそうなアキオを助け、ガブを制止する。
その頃、ユルは新郷のツガイ「風神雷神」の猛威により追い詰められ、危機的状況に直面していた。
第24話「風神と雷神」
第24話「風神と雷神」では、物語が佳境に迫り、新郷と影森アスマの対立が明らかになるとともに、アザミちゃん(東村の女の子)や偽アサにも新たな展開が生まれます。
新郷が従える強力なツガイ「風神」と「雷神」は、圧倒的な戦闘力を誇り、ユルが一時的に新郷を人質に受け止めた状況をも一瞬で覆すほど。
ユルの元にデラさんと山賊である東村の刺客(今は仲間)が現れ、形勢は一変!
影森アスマも新郷を裏切り、新郷への復讐心を燃やし、夜桜を使ってユルをこの場から連れ去る。
影森アスマは、新郷が自分の母を利用しても冷酷に扱い続けたことに対して深い憎しみをもっていたらしい。
また、偽アサとアザミちゃんにも救援の兆しが訪れ、状況を把握したダンジは、狼煙を上げてユルに救援を求めます。
しかし、そこへ現れたのはユルではな怒りに満ちたアサでした…
第25話「刀と弓」
「黄泉のツガイ」第25話「刀と弓」は、東村から必死に逃げるミネ、ナギサ、そして幼いアサの姿から始まります。
山道で東村関係者に襲われるも、ミネは圧倒的な強さで返り討ちにする。
しかし、数年ぶりに山から生還したナギサが世間の注目を集めれば、東村関係者に見つかってしまう危険性がある。
普通の保護を受ければ、かえって危険だと懸念するナギサは、必死に逃げ道を模索する。
物語の舞台では、ダンジとユルが仲直りを果たし、人質も無事に救出された。
只者ではない「夜道のチカン」こと与謝野イワンは、左右様二人と長時間に渡る激しいバトルを繰り広げていた。
巧みに立ち回る与謝野だったが、合流したユルの追撃により、追い詰められてしまう。
追い詰められた与謝野は、ユルの父と母を斬って首をはねたと衝撃のを事実を口にする!
その瞬間、時が止まったかのように、周囲は静まりかえった。
ミネとナギサの過去、与謝野イワンの真の目的、そしてユルとアサの運命は…
第26話「逃亡者と追跡者」
「黄泉のツガイ」26話「逃亡者と追跡者」では、影森家の面々が、裏切り者アキオの拘束に成功し、新郷一派を壊滅寸前に追い込まれます。
一方、ユルは与謝野イワンの両親の生死に関する衝撃的な言葉に揺さぶられながらも、アサとの約束を胸に、心を奮い立たせる。
何とか冷静さを取り戻すユルに対して、イワンは包囲網を掻い潜り強行突破を試みる。
これまで小凶の小道具的能力が目立っていたが、今回は大太刀「大凶」の力が垣間見えるシーンがあり、左さんの身にも異変が起こる。
一方、影森アスマは、新郷への復讐心から、今回の抗争に身を投じていた。
母の無念を晴らすべく、新郷に牙を剥くアスマ。
追い詰められた新郷は、風神と雷神の助けを得られず絶体絶命の状況に陥るが、そこにユルたちからの逃亡に成功した与謝野イワンが現れる。
形勢が逆転し、アスマは焦りを隠せない。
次の瞬間、与謝野イワンはアスマのツガイ「夜桜」もろとも神郷を一刀両断し、さらに風神雷神さえも刀で容赦なく斬り捨てた。
第27話「殺し屋と始末屋」
「黄泉のツガイ」第27話「殺し屋と始末屋」では、新郷一派との抗争がついに終結します。
ユル、アサ、影森家、そしてデラさんは致命的な損害を免れるものの、ユルはかすかに銃弾を受け、左さんは与謝野イワンのツガイ「大凶」の攻撃により力を失う。
敵側では新郷が命を落とし、与謝野イワンも右足を負傷し「大凶」の能力使用による反動を受けている。
この戦いは両者が痛み分けの状況で終わるが、次なる戦いの兆しが垣間見える。
新たに登場した与謝野イワン側の人物、「峰山(みねやま)」は眼鏡を掛けた女子高生のような外見をしている。
峰山のツガイはフンコロガシをモデルにした存在であり、東村関係者の遺体を血痕ごと巻き込んで団子状にまとめ小さくして壺に収納するというショッキングな能力を発揮している。
彼女はその異様な能力だけでなく、殺し屋与謝野イワンに対しても一歩も引かないその強気な態度で、ただならぬ存在感を放つ。
二人の会話からは、今回の抗争の背後には第3の勢力「西の村」が存在が明らかになった。
東村と影森家に続くこの新勢力「西の村」の存在により、ユルたちの前には新たな展開が待ち受けることになる。
物語の最後のシーンでは、ユルが偽アサとの再会を果たし、この出会いが次の局面にどのような影響を及ぼすのかが注目されます。
第28話「ザシキワラシと東村」
真実が明かされる時、それは残酷な形で心を抉ることがある。
長年信じて疑わなかった妹と親友が、偽りだったとしたら…。
ユルの心痛は計り知れない…。
陰陽の空間には、アサ、ユル、ダンジ、そして偽アサの4人だけが残された。
アザミはデラたちのいる場所に戻され、右さんの姿を見て気絶してしまう。
キョウカさんのツガイである「ザシキワラシ」ダンジの相方、偽アサの本当の名前はキリだった。
そして、ザシキワラシが真実を語り始める。
400年前、東村を中心に枝城として存在していた小さな集落の一つで奉られていたザシキワラシ。
主が関ケ原の戦いに赴く際、契約を解除し、戦から戻ったら再び契約を結ぶ約束をしていた。
しかし、東が勝利したと噂されたにもかかわらず、主は二度と戻らなかった。
長い年月が流れ、田寺ロウエイが古い言い伝えを元にザシキワラシを探し出し、心を病んでいたキョウカと契約させた。
ザシキワラシを見たヤマハおばぁは、キョウカを本丸で働くように誘う。
本丸で仕事をするようになって間もなく、ユルの母ナギサが村に迷い込んだ。
ユルの父ミネとナギサの間にユルとアサが生まれると、村の大人たちの目つきが一変した。
双子の「封」と「解」の力を手に入れ、東村の覇権を握ろうと企む者たちの欲望が渦巻く中、山賊の襲撃が始まったと…
ザシキワラシの話を聞くうちに、ユルは胸中に揺るぎない思いを抱く。
両親が村を去って10年、ユルの心を支えていたのはダンジとキリの存在だった。
彼らは偽物であったかもしれないが、共に過ごした日々は偽りではない。
両親に置き去りにされた中で友人と妹がいたからこそ、ユルは孤独を乗り越えられたのだ。
そのため、たとえ真実が幻であったとしても、もはや二人を責めることはできないと決意する。
一方、アサも複雑な感情を抱えながらも、「普通の暮らしがしたい」と言葉にする。
過去に囚われるのではなく、前を向いて生きていきたいと、彼女は心に誓うのだった。
そして、アサはユルに与謝野イワンがミネとナギサを斬ったと告げられたことを明かす。
しかし、自分の目で確かめるまでは信じるな、と励ますユル。4人で普通に笑って暮らすことが、彼らの願いだった。
真実が明らかになり、裏切りの痛みに苦しむユルとアサ。
しかし、彼らは希望を捨てない。
普通の暮らしを取り戻すために、二人は力を合わせて与謝野イワンと戦う決意をするのだった。
第29話「影森兄弟と黒谷姉弟」
引き続きユルとアサは陰陽の結界内で会話を交わし、アサはユルの肩にできた銃傷を心配して影森家へ行くことを提案する。
アサは、ユルの傷を心配し影森家への訪問を勧める。
しかし、ユルは影森家を深く疑い、その提案を拒否する。
回想シーンでは、ゴンゾウが山の奥で橋の上に立つ夜桜を連れた新郷イオリを発見し、「ツガイを連れているね」と声をかける。
イオリは新郷家で虐げられ、死を求めてさまよった末に金烏玉兎の本尊と出会い契約するが、その後も夜桜と朝霧は家族には理解されず、怪物に取り込まれる憑かれて避けられていた。
デラたちはアザミの扱いについて議論を進める。
東村では、大人になるとユルとアサの秘密が明かされ、村のやり方に賛同できない者は下界に降りてくるというのだ。
ユルたちは結界を出て合流し、アキオとイワンの関係を探るべく影森家に向かうことを決めた。
影森家でハルオは裏切り者アキオを助けたいと言うが、ジンは「御館様が許すはずがない」と返す。
ナツキがアキオに理由を問うと、アキオは無痛症でネットで親と思われる人物に出会い、その影響を受けたことを明かす。
アキオのツガイ「ヤマノカミ」をハルオのツガイ「兎」と影森家使用人の「えっさほいさ」が回収に行くとヤマノカミの「山風」が突然大爆発を起こす…
兎とえっさほいさの運命は⁈残った「谷風」の行方は⁈
第30話「情と理」
山風と谷風はなにかに寄生されている。
谷風の本尊がみんなのいる医務室に向かう。医務室の入口で爆発した。主であるマコトを守るために、みどりさんはアキオの拘束を解いたためアキオは逃げてしまった。
一方ユルたち一行は現場を片付け影森家に戻ろうとすると、ゴンゾウに電話がかかってきてアキオが逃げてしまったことを知った
ユルに体力の限界がきて倒れた。ユルはデラに連れられて自宅に隠れることになった。
アキオが屋敷を出て駐車場に行くと母が迎えにきていた。
それは西ノ村陣営の1人だった。
第31話「東村と西ノ村」
肩に大怪我を負ったユルは疲れ果てた姿で自宅に戻りデラから治療を受け静かに休息する。
そんな中、デラはアザミを引き取り、ザシキワラシの一対と犬を主とする宇宙人のようなツガイを自宅に連れてきて面倒を見る。
そこへ東京観光を終えたオシラサマも帰ってきてものだから段野家は、にぎやかさを極めた。
デラとハナは、ユルの安寧を願い、互いに支え合う決意を固める。
翌日、影森家では、裏切り者・アキオによって命を奪われた庭師、川井の霊前で、深い悲しみが漂っていた。
中でも、ヒカルは、不寛容な態度がアキオを追い詰めたのではないかと自問自答する。
しかし、ガブちゃんは、裏切り者は許せない、と断言する。
一方、アサは、川井の死を自分のせいだと責め続けていた。しかし、ガブちゃんは、アサのせいではないと慰める。
その場にいたハルオのツガイ兎は、人間の裏切り行為に心を痛め「なぜ人間は仲間を裏切るのか」と問いかける。
ハルオは、兎の言葉に心を揺さぶられ自らの無力さを嘆く。
アキオのツガイ「ヤマノカミ」に寄生されていたツガイの正体は、未だ謎に包まれている。
兎の「西の方のツガイ」という言葉が、ゴンゾウの心に引っかかる。
滅んだはずの西ノ村。そして、全国的な干ばつ。これらの出来事が、何か深い繋がりを持っているのではないか。
ゴンゾウは、新たな謎に迫ろうとする。。
折しも全国的に晴天が続き、西日本のダム水位が大幅に低下していたことが報告され、ゴンゾウの考えに新たな展開を予感させる。
第32話「墓掘りと掃除屋」
段野家のユルは、悪夢にうなされ、深い眠りから覚めた。少年時代に犯した殺人の記憶が、鮮やかに蘇り、ユルを恐怖に陥れる。
一方、影森家のアサもまた、解を手に入れた直後の出来事を夢見て、心を痛めていた。
影森ジンは、寄生ツガイに関する情報を必死に探していたが、データベースには何も見つからなかった。
また、裏切り者の事件に心を乱された黒谷姉弟を気遣い、3人で酒を酌み交わす時間を与えた。
そんな折、東村の関係者を集めるという謎のメールが届き、デラとハナは招集に応じる。
集まったのは、「封じ」と「解」を手に入れ、東村を支配しようとする野心的な集団だった。
そのリーダーである社長は、自身が東村の主導権を握ると宣言する。
その場にいた犬のツガイ、二狼が発見したツガイの本尊が、西ノ村の面々によって爆発させられる。
ハナは、二狼の助けにより危機一髪で難を逃れ、死体処理に駆けつけた峰山の背後を取る。
そして、峰山に「学生さん?なんでこんな時間にこんなところうろついてんの?」と声をかけたところで物語は終わります。
第33話「火と水」
相棒の危機に駆けつけた虎鉄の知らせを受け、ユルたちは爆発現場へ急行しようとする。
爆発現場には、峰山とハナが対峙していた。
ハナは峰山が同じ「仲間」だと見抜き、容赦なく追い詰める。
峰山はそれを否定するが、二人の間には見えない力が渦巻いていた。
その緊迫した状況に、生きていたリーダーの社長と山賊さんが加わり戦況はさらに混迷を極める。
絶体絶命の危機に、峰山は醍醐を呼び出す。
醍醐は、特殊な能力を持つ生物、ツガイを従え、戦場を支配しようとする。
一方で、この激しい戦いの最中にと西ノ村のリーダーらしき人物の御稜とイワンのいかつい男二人がどこか間抜けな日常の食事シーンが挟み込まれ、緊張と緩和の絶妙なバランスが物語に深みを与えている。
戦いは、東村内部の抗争から、東村と西ノ村の全面対決へと発展していく。
醍醐は、殺意を持つ者しか相手にしなかった。
そのため、ハナや二狼は標的から外れる。
一方、「社長」は、水と火を操る強力なツガイ「災神(さいじん)」の「雫(しずく)」と「篝(かがり)」を従え、醍醐と激しい戦いを繰り広げる。
しかし、醍醐のツガイの能力は相手の攻撃をまるで鏡のように跳ね返し、攻撃してきた者を翻弄する。
東村勢は次第に追い込まれ、ついにハナが自ら戦場へと飛び込もうとする。
その直後、顔に黒い布を巻きつけ、萌えTシャツを着て、眼鏡越しにこちらを見つめる謎の男が現れた。
その人物は、ハナのことを知っているようで、彼女の前に立ちはだかる。
第34話「萌えT男とジャージ女」
第34話「萌えT男とジャージ女」は、突如現れた謎の人物、田寺リュウと田寺ケンの父であり先代田寺こと田寺ロウエイの登場から始まります。
波久礼ヒカル(影森ヒカル)のアニメ第一期バージョンがプリントされた萌えTシャツを着こなし、どこか滑稽な姿で現れたロウエイだが、その実力は本物だった。
ロウエイは、しなやかな身のこなしで敵の攻撃をかわし、奇想天外の鋭いカウンターを繰り出す。
どんな攻撃を仕掛けようとも、醍醐のツガイ「サドマゾ」は、ロウエイの攻撃を「ドM」が完璧にコピーし、「ドS」が返してくる。
ロウエイは、その異常な能力の前に苦戦を強いられていた。
ハナは、自身の冷静な判断と高い戦闘力で、反撃してこない「ドS」のみを攻撃し敵を追い詰めていく。
そんなロウエイと、冷静沈着なハナのコンビネーションは絶妙で、戦況は徐々に東村側に傾いていく。
一方、西ノ村側は、これ以上はユルの情報が得られないと判断し撤退を決意。
深追いをしないロウエイとハナの判断は、ベテランらしさを伺わせた。
戦いが一段落したあと、ロウエイとハナは、どこか腹の探り合いのような言葉を交わし、それぞれの帰路へ。
しかし、ハナはすぐに次の行動に移る。
峰山アンナの通う高校の校門前で峰山を待ち伏せし、笑顔で忘れ物を届けに来たと告げる。
そう、彼女は峰山の生徒手帳を抜き取っていたのである。
第35話「死と再生」
第35話「死と再生」では新たなデラの過去や西ノ村の情報が次々と舞い込んでくる重要な回となっています。
かつて傭兵として戦場を駆け抜けていたデラは、過去のツガイとの死別を引きずり、新たな契約を拒み続けていました。
一方、ハナは、東村と敵対する西ノ村のスパイである峰山に接触。
峰山は、ツガイ「魂コロガシ」を使って死体処理を行っていること、そして、東村の集会で爆発を起こしたのは「椥辻(なぎつじ)」という男の仕業であることを告白します。
西ノ村陣営では、リーダー格の御陵が、椥辻、アキオ、そして恐るべき毒親であるアキオの母親を従え暗躍していました。
アキオは、ツガイ「魂コロガシ」が生み出す新たなツガイを与えられ、「世界の何もかもを踏み潰せる力」を欲します。
同じ頃、影森アスマは、行方不明者の遺骨を探すため、田寺家の隠れ家へ向かいます。
しかし、そこで待ち受けていたのは、アスマを人質にとったロウエイと、そうとは知らず隠れ家に訪れたデラでした。
「黄泉のツガイ」ネタバレあらすじまとめ!
『「黄泉のツガイ」ネタバレあらすじまとめ!』では、黄泉のツガイの壮大な物語を簡単ではありますが、全話のネタバレあらすじを紹介させて頂きました。
ユルとアサの運命、そして黄泉の秘密が明かされるにつれて、物語はますます深みを増していきます。
今後も「黄泉のツガイ」の新たな展開に期待しつつ、これまでの物語のネタバレあらすじを振り返り、考察を楽しんでいきましょう。